抜き打ち監査

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この日が来ました・・・
労働基準監督署の抜き打ち監査。

ここ近年、3年に1回のペースで来ては、何かしら是正勧告をされます。
労基によるかもしれませんが、あらかじめ見せてほしい書類はこちらです、と一覧表を用意しているようです。

前回は総務課長が対応し、今忙しくて対応できないから違う日に変更して!とやりとりしていたなぁと思い出しました。

今回は総務主任が仕事をちょっと中断して対応したところ、そのまま労基のペースへ。
この書類じゃなくて違う書類を見せてほしい等あれこれ対応に追われ、なんだかんだ2時間近く滞在しているご様子。

すぐに見つからない書類は後日提出で良いとのことで、その日はお帰りいただきました。

そして後日、おなじみの是正報告書をお目にすることに・・・

是正勧告書とは、事業場における労働基準法労働安全衛生法の違反があった場合に発行される勧告書で、所定期日までに是正をしなければなりません。
また、法条項にかかわる法違反(罰則のないものは除く)は、所定期日までに是正することができない・もしくは法違反により労災が発生した場合には、送検手続きが行われる場合もあります。

そして今回の是正勧告には、私の担当している健康診断についての項目が含まれていました。

安衛法第66条の4(安衛則第51条の2第1項)について、健康診断結果で異常所見がある者に対し、医師からの意見聴取が行われていないとの内容。

(健康診断の結果についての医師等からの意見聴取)
第六十六条の四 事業者は、第六十六条第一項から第四項まで若しくは第五項ただし書又は第六十六条
の二の規定による健康診断の結果(当該健康診断の項目に異常の所見があると診断された労働者に係る
ものに限る。)に基づき、当該労働者の健康を保持するために必要な措置について、厚生労働省令で定
めるところにより、医師又は歯科医師の意見を聴かなければならない。
労働安全衛生法 第7章 健康の保持増進のための措置(第64条−第71条)|安全衛生情報センター

今まで異常所見のあった労働者は、結果票に再受診をしてくださいとの依頼書が入っていて、個々にかかりつけ等で受診をして依頼書に診察結果を医師から記入してもらっていました。

しかし、これでは不十分とのこと。

あくまで労基署の言い分は、健康診断個人票の備考欄に医師の意見聴取の記載がないことを指摘していました。
異常所見のために、今の業務内容で大丈夫なのか、勤務形態の見直しが必要なのではないかなどを確認する必要があるようです。

まずは健康診断をお願いしている医師会へ連絡をとり、こういう勧告が来ているのですがと説明すると、担当者からは言われちゃいましたか~という反応が返ってきたそうです。
安全意識の高まりからか安衛法も近年厳しくなり、いくつかの事業所から同じ問い合わせが来ているとのことでした。

担当者がわかっていると話が早いですね。

すぐさま連携した病院を案内してくれ、意見聴取の予約をとってくれました。
仕事が早くて助かります。

予約の日になり、数十人の健康診断結果表を手にして総務主任は病院へ出向きました。
30分ほど数人の意見聴取をしたのち、まだこんなにいるの?となったようで、後で見るから結果表のコピーをとっていいですか?後日まとめたものを送りますとのこと。

病院の医師、忙しそうですもんね。

でも意見聴取ってこちら側と対面しながら行うものではないのだろうか・・・という疑問を抱き、あっさりした医師だなぁとモヤモヤした気持ちで書類待ちをしています。